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木造建築って何がいいの?改めて木造建築の良さをご紹介します!
木材は寺院や神社を見て分かる通り、古くから日本で用いられてきた建材で最も馴染みのある建材です。
鉄やコンクリートに比べて吸水性や吸湿性に優れ、日本の気候に最も適した素材だと言えます。
そんな木材で建てられた木材住宅の良さについて、ここでは改めてご紹介します。
□木造住宅の工法
木造住宅の工法は大きく分けて3つあり、それぞれにメリットデメリットが存在します。
1つ目は、木造軸組工法です。
採用数も多いため扱う業者を見つけるのが難しくなく、コストも比較的低いのがメリットです。
デメリットとしては、筋交で耐震性を高めるため、リフォームをしようとすると制限がかかることです。
2つ目は、ツーバイフォー工法です。
面で建物を支えるこの工法は耐震性や耐風性に優れています。
また、高気密、高断熱の実現がしやすく冷暖房効率も高いです。
デメリットは、箱を組み立て作るため間取りに制限がかかることです。
また壁の強度を考えると大きな開口部を取ることも難しいです。
3つ目は、木造ラーメン工法です。。
高い耐震性がある他、壁や柱の本数が少ないため間取りの自由度が高い、リノベーションがしやすいといったメリットがあります。
その分、コストは他の工法に比べて割高になります。
□木造建築の良さとは
日本で木造建築がこれほど選ばれている理由はなんでしょうか。
ここでは木造建築の良さを3つご紹介します。
1つ目は、建築コストが抑えられることです。
木造建築は、木材の安価さから、鉄骨やコンクリートに比べて建築コストを低く抑えられます。
また、他の工法に比べて工期が短いため、人件費の削減にもなっています。
ただし、選ぶ木材によっては高くつくこともあるため必ずしも木造の方が安いとは言い切れません。
2つ目は、調湿効果の高さです。
調湿効果が高いと、結露やカビ防止の防止になる上、湿度も適度に保ってくれるため1年を通して快適に生活ができます。
日本は世界的に見ても高温多湿な地域であり、調湿効果の高さは日本の気候によくマッチしていると言えるでしょう。
3つ目は、火災に強いことです。
木造建築と聞くと、火に弱いのではないかと思われる方も多いですが、木造建築は火災に強いです。
建材となる木材は芯まで燃えにくいものであり、建物ごと倒壊する危険性というのは極めて低いのです。
□まとめ
今回は木造住宅の工法と、木造建築の良さについてご紹介しました。
木造住宅が日本で昔から多く採用されてきたのには理由があります。
これから新築住宅の購入をお考えの方は、木造建築の住宅にしてみてはいかがでしょうか。