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建築吉日とはなに?お日柄の重要性をわかりやすく解説
今ではデジタルのカレンダーを使う人も多いですが、カレンダーには「大安」とか「仏滅」と書いてありますよね。
冠婚葬祭を行うとき、「友引にお通夜をやってはダメ」「大安に結婚式を行うとよい」という話を聞いたことがある人は、たくさんいると思います。
実は住宅の建築にも、「建築工事を始めるのに向かない日(建築凶日)」「建築工事を始めるのに向いている日(建築吉日)」があります。
この記事では、建築凶日と建築吉日はいつなのかと、お日柄はどのくらい重要なのかを解説いたします。
建築凶日や建築吉日とは、非科学的ないわゆる迷信のようなものです。
しかし、建築地のご近所や身内にご高齢な方がいる場合は、非常に気にされる場合もあります。
安心安全に建築工事を行うため、ぜひ参考にしてみてください。
建築凶日とはいつ?
お日柄のいい日に建築工事を始めるために、まずはお日柄が悪い建築凶日から解説していきます。
簡単に、一覧にまとめてみました!
建築凶日 | 意味など |
先勝 |
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先負 |
|
赤口 |
|
仏滅 |
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建(たつ) |
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破(やぶる) |
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三隣亡 |
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「午前中はNG」「午後はNG」「正午のみ運勢は良い」という日もあるので、仕事の予定が調整出来たら、悪い時間帯は避けて契約やお祝い事を執り行ってみるのも良いですね。
三隣亡の意味とは?何で絶対に避けた方が良いのかを解説
では、三隣亡はなぜ建築に関する行事を一切避けた方が良いのでしょうか?
理由は1つです。
三隣亡の意味は、「この日に建築すれば火事が起こり、隣3軒火災で滅ぼす」。
この日に地鎮祭や上棟を行い、三隣亡の意味を知っている近隣の人がその光景を目撃したら、悪い気分になるでしょう。
安全に工事が進み、近隣の人と良好な関係を築くために、三隣亡の意味をキチンと理解しておきましょう。
建築吉日とはいつ?
それでは、建築吉日とはいったいどの日のことを指すのでしょうか?
簡単に、一覧にまとめてみました!
建築吉日 | 意味など |
大安 |
|
友引 |
|
先勝 |
|
先負 |
|
赤口 |
|
建(たつ) |
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満(みつ) |
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定(さだん) |
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天赦日(てんしゃにち) |
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一粒万倍日(いちりゅうまんばいび) |
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天赦日や一粒万倍日は、最近だとこの日に入籍をする芸能人の方の報道などで、知っている人も多いのではないかと思います。
しかし、天赦日でも一粒万倍日でも三隣亡と重なったら、建築工事に関するお祝い事を行うのを避けましょう。
繰り返しになりますが、三隣亡は近隣の方にまで影響が出てしまうため、三隣亡の意味を理解している方が近所にいたら印象が悪いです。
三隣亡を避け、良いお日柄を選んで地鎮祭や上棟式を行い、安全に建築工事が進むといいですね。
お日柄はどのくらい重要なの?
ここまで建築工事のお日柄に関することを説明してきましたが、お日柄はどのくらい重要なのでしょうか?
結論から言うと、お日柄は三隣亡さえ気をつけていれば大丈夫です。
最近では、共働き世帯が増えたため、家族そろって「この日・この時間帯に仕事を休む」というのはなかなか難しくなりました。
一方で、三隣亡に建築のお祝い事を行うのは、近隣の方とのトラブルの原因にもなります。
なので、三隣亡だけ避けて地鎮祭や上棟を行えば、家族のライフスタイルに合わせて工事が進められます。
契約締結日や地鎮祭や上棟式の日取りは相談して決めましょう
工務店との打ち合わせが進んで、間取りや契約金額も問題ないと、工務店より具体的な契約締結日や地鎮祭などの日取りのスケジュールが提案されるでしょう。
日取りは、ご家族の仕事の休みやすさも考慮して、工務店とよく相談して決めましょう。
なぜなら、マイホーム建築は家族にとって一生に一度の大イベントだからです。
臼井建築では、最初のご相談からお引き渡し後のアフターメンテナンスまで、どのような流れで打ち合わせや工事が進んでいくかをホームページで公開しています。
「この日なら夫婦で休みを合わせられるから、この日に地鎮祭をしたい!」といった希望がある場合は、一度スタッフへご相談ください。
お客様の予定に配慮した建築スケジュールを、提案させていただきます。
まとめ
この記事では、建築工事を行う際のお日柄の重要性について解説いたしました。
現代人のライフスタイルでは、なかなか建築吉日に休みを取って上棟式を行う、ということが難しいこともあるでしょう。
その際は、三隣亡だけ避けてお祝い事を執り行ってください。
マイホームの建築が安心安全に行われるように、弊社も協力させていただきます。