和モダンの家には瓦がおすすめ!種類とメリット・デメリットを紹介

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2023/06/11

和モダンの家には瓦がおすすめ!種類とメリット・デメリットを紹介

和モダンの家にするなら、屋根材には瓦がおすすめです。

瓦は日本に古くからある伝統的な屋根材のひとつです。

そこで今回は、瓦の種類や瓦のメリット・デメリットについて紹介します。

瓦屋根って何?

瓦は、粘土を成型して窯で焼いた屋根材のことを言います。

伝統的な日本の建築物に使われており、最近ではスレートやセメント、金属で作られた瓦もあります。

瓦は大きく分けると和瓦と洋瓦があります。

和瓦は、昔ながらの日本家屋に使われており、見た目は波がうねっているような形をしています。

洋瓦は、海外の住宅で使われていた瓦です。

瓦の種類

和瓦と洋瓦をさらに分類すると、主に以下のような種類に分かれます。

  • 釉薬瓦

  • 無釉瓦

  • セメント瓦

それぞれの特徴をみてみましょう。

釉薬瓦

釉薬瓦は、瓦の表面を釉薬でコーティングした和瓦のことを言います。

表面が艶々で、水が染み込みにくいので高い耐久性があり、長い年月が経っても美しい状態を保つので、メンテナンスが必要ないとされています。

釉薬瓦は陶器瓦とも呼ばれており、釉薬を使って焼き上げられた釉薬瓦はさまざまな色を出せることも魅力のひとつです。

無釉瓦

無釉瓦は、釉薬を塗らない瓦のことをいい、いぶし瓦と素焼瓦の2種類があります。

いぶし瓦は、瓦を焼き上げた後に燻化させて、表面に炭素の膜を施した銀色の瓦のことをいいます。

お城や社寺に使われており、現在でも日本の建築でとても人気が高いです。

太陽の光に当たると、光沢のある渋い銀色を放ち、日本の家らしい味わいが感じられます。

素焼き瓦は、焼き物の自然な風合いを生かした赤瓦のことで、ヨーロッパの港町でよく見かける洋瓦の一種です。

複数の色を混ぜて葺くことで、おしゃれな外観に仕上げることができます。

無釉瓦は意匠性やデザイン性に優れており、日本建築でも西洋建築でもよく使われていますが、釉薬を塗らないので耐久性は釉薬瓦よりも劣ります。

セメント瓦

セメント瓦は、セメントを主原料として型に入れて成型した人工的な屋根材です。

費用が安く済むので、大量生産できますが割れやすくて見た目も流行遅れなので、今ではあまり使われていません。

瓦屋根のメリット・デメリット

瓦屋根のメリット・デメリットを表でまとめてみました。

メリット

・耐久性が高い

・デザイン性に優れている

・割れたりヒビが入った時に、部分的に葺き替え工事ができる

・粘土系の瓦の場合、断熱性が高い(夏は涼しく冬は暖かい)

デメリット

・耐震性は高くない

・地震や台風の時に瓦が落ちて割れる可能性がある

・ガルバリウム鋼板よりも価格が高い

以上のように瓦にも良い点と悪い面がありますが、和モダンの家にするならやはりガルバリウム鋼板よりも瓦の方が雰囲気は出ます。

それぞれの良さを踏まえて、屋根材を決めていくと良いでしょう。

まとめ

今回は和モダンの外観に似合う瓦について解説しました。

瓦にもさまざまな種類があり、種類によっては和風になったり洋風になったりとデザインのバリエーションも豊富です。

和モダンの外観にしたいけど、どんな外観にするか悩んでいるという方がいましたら、臼井建築にお気軽にご相談くださいね。

投稿者:臼井建築

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