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注文住宅で考えることとは?プロが検討の手助けをします!
こんにちは、臼井建築です。
注文住宅を依頼するのは人生において1回きりになることが多い大イベントなので、絶対に失敗したくないですよね。
そこで今回は、プロ目線から見た、注文住宅を選ぶ際に考えた方が良いことをご紹介します。
□注文住宅をスムーズに検討するために考える順番について
注文住宅における優先順位については、「予算→土地選び→建物部分」と定めておくと、家族の話し合いをスムーズに進められるでしょう。
又、基本的には住まい全体を決めてから細部にこだわっていくほうがスムーズだといえます。
細部であれば変更が効くので、仮に予算オーバーしてしまっても微調整で済むからです。
先を見通してライフスタイルの変化や使用頻度を考慮すると、無駄な出費を防げます。
□予算の決め方、土地の探し方、建物部分の考え方とは
*予算の決め方
注文住宅に必要となる費用は主に、土地購入時にかかる費用・住宅建築時にかかる費用に分類されます。
土地購入時にかかる費用には
土地代として
・手付金を差し引いた土地の代金諸費用(消費税は土地代にはかかりません)
手付金として
・印紙税
・登記費用
・住宅ローン手数料、保証料(土地の購入に住宅ローンを使用する場合)
・仲介手数料の半額
が
土地にかける諸費用は全体の6~10パーセントが相場ですが、土地の状態や立地状況によっては変動しますのでご注意ください。
住宅建築時にかかる費用
本体工事費用として
●住宅そのものの
付帯工事費用として
●庭や駐車場、照明器具など
諸費用として
●印紙代や住宅ローン契約時の諸費用、家具や家電の購入費用など
が含まれます。
諸費用は変動しやすい部分になっておりますので、大目に見積もっておくと安心ですよ。
*土地の探し方
希望条件に優先順位を付けて、順位の上位に来る条件に合った土地を探すという手順をオススメしています。
順位付けは「エリア」「土地の大きさ」「周辺の環境」のカテゴリ別に分けて考えみてください 。
「エリア」だと交通の便やお子さんの学区、「土地の大きさ」だと庭や駐車場をつけられる広さか、「周辺の環境」だとスーパーや病院への距離をチェックポイントにしてみると良いですよ。
*建物部分の考え方
家の設計で一番大事なのは、建築士とお客様の思い描いている完成図が一致しているか、ということです。
カウンセリングした際に出していただいた要望や希望に寄り添って、どんなに些細なところでも聞き逃さず図面に反映してこそ建築士といえます。
□まとめ
以上、注文住宅を選ぶ際に考えた方が良いポイントについて、プロ目線からご紹介しました。
もちろん、すべておひとりで完璧に考慮する必要はありません。
当社にお客様の頭の中にある理想形についてお話しいただければ、些細なことでも拾って形にしたものをご提案させていただきます。