高気密高断熱住宅は乾燥しやすい?乾燥対策をご紹介!

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2022/11/07

高気密高断熱住宅は乾燥しやすい?乾燥対策をご紹介!

「高気密高断熱住宅を考えているけど、乾燥が気になる」

機能性の高い家づくりをすることで、冬でも乾燥に悩まされることなく快適に生活したいですよね。

この記事では、高気密高断熱住宅で乾燥する理由と乾燥対策について詳しく解説します。

□高気密高断熱住宅で乾燥する理由とは

ズバリ、その理由は、気密性や断熱性が高いことによって室温を高く保てていることが関係しています。

そもそも冬の空気は、空気中に含まれている水分量が少ないです。

そんな空気を暖かいと感じるような快適な温度にすると、湿度が下がって乾燥します。

つまり、室内が暖かいと空気は乾燥してしまうということです。

これを、相対湿度が下がるといいます。

相対湿度とは、その温度の空気が含む限界に対して今どれくらいの水蒸気を含んでいるのかを示した割合です。

空気は暖めることによって同じ体積あたりの水蒸気量が増加します。

それによって、相対湿度が下がります。

それとは逆に、温度を低くすることによって、相対湿度は上昇します。

「昔は冬でも乾燥を気にすることがなかった」というのはよく言われる話です。

昔、乾燥を気にすることがあまりなかった要因は、石油ストーブの利用があります。

石油ストーブでは燃焼によって水蒸気が発生するため、乾燥を防止できていました。

ただし、石油ストーブは空気が汚れる恐れがあるため、高気密高断熱住宅での使用には適していません。

□高気密高断熱住宅の乾燥対策とは

1つ目の対策方法は、超音波加湿器の利用です。

電気代も高額ではないため、加湿方法として活用している人が多いです。

ただし、カビの発生には要注意です。

定期的なメンテナンスを丁寧にしていれば問題ありませんが、内部のカビは見えにくく、十分な手入れをすることはとても難しいです。

基本的に高気密高断熱住宅では結露が生じにくいため、カビやダニが発生しにくいです。

しかし、結果として加湿器から家の中にカビをばらまいてしまう恐れがあります。

2つ目は、室内干しです。

冬は乾燥しがちなため、洗濯物は乾きやすいです。

それ以外にも、加湿機能を持っているエアコンを利用して乾燥対策をしましょう。

□まとめ

今回は、高気密高断熱住宅で乾燥する理由と乾燥対策について詳しく解説しました。

高気密高断熱住宅は室温を快適に保てるメリットがある一方、冬の乾燥には注意する必要があります。

この記事があなたのお悩みを解決できていると幸いです。

注文住宅を建てる予定の方はぜひ当社までご相談ください。

投稿者:臼井建築

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