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マイホームを検討中の方へ!南側に家がある場合の日当たりについて解説します!
「建築予定地の南側に家があるけど、日当たりは大丈夫かな」
いい土地が見つかっても、南側に家が建っていると日当たりが心配ですよね。
そこで今回は、日当たりが良い家にするためには隣の家との距離をどのくらいあければ良いのかの目安と、日当たりを確保するための方法について説明します。
□日当たりの良い家になるボーダーラインは?
日当たりの良い家にするには、南側に面する家との距離を取る必要があります。
吹き抜けのない家の場合は6メートル以上、吹き抜けのある家の場合は3メートル以上を南側にあけておくと良いでしょう。
ただし、日当たりが確保できるかは吹き抜けの奥行きや、窓の位置、南側に立つ家の高さや形状にもよるので、一概には言えません。
□日当たりを良くするためにできる工夫とは?
隣の家の高さや形を変えることは困難ですが、自分の家を設計する前の段階であれば、工夫次第で家の日当たりを良くできます。
いくつかの例を紹介します。
*床の位置を高くする方法
床の位置を高くするには、生活空間であるリビングなどの部屋を2階にするのがおすすめです。
隣の家との距離が5メートル以上あけられないと、1階が1年を通して光の差し込まない部屋になる可能性があります。
事前に隣の家の高さなどから日当たりは計算できるので、もし計算して1階の日当たりが悪くなりそうな場合は、主な生活空間をなるべく高い位置に集めましょう。
*吹き抜けをつくる方法
1階に光が届かない計算でも、吹き抜けがあれば2階の高さの窓から光を取り込めます。
この方法は2階のスペースを削ることになるため、都心部などで広さに余裕のない家づくりをする方には不向きな方法ではあります。
*隣の家との距離をとる方法
土地の敷地面積が広い方向きの方法になりますが、自分の敷地を使って隣の家との距離をとる方法があります。
なるべく建物を北側に寄せて南側部分を庭にしたり、建物をコの字型にして中庭をつくったりすることで、隣の家との距離を確保できます。
しかし、両方とも敷地の確保や壁面積の増加でコストが高くなる傾向にあるため、コストを抑えたい方には不向きです。
□まとめ
今回は南側に家がある場合の日当たりについて、隣の家との距離の目安と対策方法を説明しました。
家を建てる前の段階で日当たりがあるか計算し、建物に反映しましょう。
当社は、安心で快適な家をつくり続けて50年以上になる工務店です。
瀬戸市で家づくりをご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。